ざうばー

2004年11月6日 F1
珍しくも今日はザウバーの話でも、というかブリジストンの話w
今期コンストラクターズ6位に終わったザウバー、
前半戦こそ苦しんだものの後半戦では安定した
走りをみせ、コンスタントにポイントを獲得した。
やはりその背景にはブリジストンタイヤの存在がある、
今シーズンもブリジストンに助けられたという場面が数多くあった。
もちろんミシュランタイヤの方が優れているとも思う場面もあったが
やはり「ザウバーにはブリジストン」だと改めて感じた。

基本的にミシュランタイヤは予選一発の走りに強く、暖まりも早い、
ブリジストンタイヤは暖まりが遅く、
予選こそ良いタイムを刻めないが決勝レースではタイヤ元々の耐久性のお陰で安定したレース運びが出来ると言われる。
確かにバーストなどもミシュランに比べれば少ないが昨年から
ブリジストンは熱に弱いと言われていた、
路面温度がふつうより少し高いとタイヤの表面が溶け出すという問題が発生していた。
しかしこれは昨年までの話、今シーズンのブリジストンはそんな問題点を解消した本当に良いタイヤを作り上げてきた。
これは今年のフェラーリにも言えることでちょっとマシンの調子が悪いように見えてもタイヤのお陰で何とかなったという感がある、
来期はJ.ビルヌーヴがザウバーのレギュラーシートに座るが
同時にブリジストンからミシュランへタイヤチェンジする、
確かにトップ5チームの内4チームがミシュランタイヤを使っているが個人的にザウバーのマシンにはブリジストンタイヤの方があっていると思う。
来期、この選択が吉とでるか凶とでるかは分からない。

ブラックアウトw

2004年11月4日 F1
前回に続いて今シーズンの総括です、
楽そうに見えるけど正直しんどいんですよw

ザウバー・ペトロナス
 総合評価:★★★★☆☆☆
 マシン:★★★★☆☆☆
 エンジン:★★★★☆☆☆
 タイヤ:★★★★★★☆
 戦略:★★★★☆☆☆
 ピット作業:★★★★☆☆☆
 ドライバー:
  G.フィジケラ:★★★★★★☆
  F.マッサ:★★★★☆☆☆
コメント:
ザウバーの今シーズンのベストリザルトはG.フィジケラの
カナダGPでの4位とF.マッサのベルギーGPでの4位。
マシンの性能はそこそこながらも後半戦ではよく
ブリジストンタイヤとマシンが上手くマッチし、安定した走りを見ることが出来た。
来期はフィジケラがルノーへ移籍し、
1997年のワールドチャンプであるJ.ビルヌーヴが移籍してくる。
更に来期からはミシュランタイヤを装着することが決定している、
J.ビルヌーヴへのささやかな配慮かもしれないが
個人的にはザウバーのマシンにはやっぱりミシュランタイヤより
ブリジストンタイヤの方が合っていると思われるが・・・。

ジャガー・コスワース
 総合評価:★★★☆☆☆☆
 マシン:★★★☆☆☆☆
 エンジン:★★☆☆☆☆☆
 タイヤ:★★★★☆☆☆
 戦略:★★★★☆☆☆
 ピット作業:★★★★☆☆☆
 ドライバー:
  M.ウェーバー:★★★★★★☆
  C.クリエン:★★★☆☆☆☆
コメント:
ジャガーのベストリザルトはM.ウェーバーのドイツGPでの6位と
C.クリエンのベルギーGPでの6位。
やっぱりジャガーはマシン、エンジンの貧弱さが目立つ、
日本GPではバッドコンディションの中M.ウェーバーが予選3位を獲得したが
決勝のスタートに失敗し、入賞圏内にすら入れなかった。
尚、今シーズンを持ってジャガー・チームはF1からの撤退を発表している、
チームの買い手が見つからない限りジャガー・チームは今シーズン限りで姿を消す。
レギュラードライバーのM.ウェーバーは来年はいよいよウィリアムズ・BMWへ移籍する。

トヨタ
 総合評価:★★★☆☆☆☆
 マシン:
  TF104:★★☆☆☆☆☆
  TF104B:★★★☆☆☆☆
 エンジン:★★★☆☆☆☆
 タイヤ:★★★☆☆☆☆
 戦略:★★★☆☆☆☆
 ピット作業:★★★☆☆☆☆
 ドライバー:
  O.パニス:★★★☆☆☆☆(#1オーストラリアGP〜#17日本GP)
  C.ダマッタ:★★☆☆☆☆☆(#1オーストラリアGP〜#12ドイツGP)
  R.ゾンタ:★★★☆☆☆☆(#1オーストラリアGP〜#13ハンガリーGP)
  J.トゥルーリ:★★★★★★☆(#17日本GP〜#18ブラジルGP)
コメント:
TOYOTAの躍進は今年もならなかった、ベストリザルトがアメリカGPでのO.パニスの5位入賞のみ、
シーズン開幕当初からのマシンTF104もイギリスGPから投入した
TF104Bもそこそこのパフォーマンスしか発揮せず。
更に今年は人事異動も多数あった、シーズン途中でC.ダマッタが更迭され、
R.ゾンタがレギュラーに昇格。更に日本GPでは37歳のO.パニスが引退し、
代わりにルノーのレギュラードライバーだったJ.トゥルーリがチームに加わった。
更に来期からはウィリアムズ・BMWからR.シューマッハが移籍してくる、
来期はJ.トゥルーリとR.シューマッハという強力なドライバーを手に入れたTOYOTAチーム、
マシン、エンジン共にドライバーの顔に恥じないようにしてほしい。

ジョーダン・フォード
 総合評価:★★☆☆☆☆☆
 マシン:★★☆☆☆☆☆
 エンジン:★★★☆☆☆☆
 タイヤ:★★☆☆☆☆☆
 戦略:★★☆☆☆☆☆
 ピット作業:★☆☆☆☆☆☆
 ドライバー:
  N.ハイドフェルド:★★★★☆☆☆
  G.パンターノ:★★☆☆☆☆☆(#8カナダGP、#16中国〜#18ブラジルGPは出走せず)
  T.グロック:★★★☆☆☆☆(#8カナダGP、#16中国〜#18ブラジルGP)
コメント:
ベストリザルトはカナダGPでのN.ハイドフェルドの7位、ジョーダン・チームは例年通りの
シーズンを終えた。序盤はN.ハイドフェルドが期待されたが成績もあまり奮わず、
レギュラードライバーのG.パンターノの更迭もあった。

ミナルディ・コスワース
 総合評価:★☆☆☆☆☆☆
 マシン:★☆☆☆☆☆☆
 エンジン:★☆☆☆☆☆☆
 タイヤ:★☆☆☆☆☆☆
 戦略:★☆☆☆☆☆☆
 ピット作業:★☆☆☆☆☆☆
 ドライバー:
  G.ブルーニ:★☆☆☆☆☆☆
  Z.バウムガートナー:★★☆☆☆☆☆
コメント:
ミナルディは例年通りのポジションでシーズンを終えた、
ベストリザルトはZ.バウムガートナーのアメリカGでの8位入賞―今シーズン唯一のポイントだった。
来期は注目されているB.ラインダースがレギュラーに昇格する予定。

について話すのもいいけどなんかありきたりだし
まぁ最初から半分以上決着も決まってたしねw

ということで昨日に続いてF1話。

まぁ自分もF1ファンの端くれなんでそれなりに(?
今シーズンの総括をしてみた、
紙幅の関係で今日、明日の2回に分ける予定。

総括って言っても今シーズンの各チームの様子を7段階に個人的にランク分けしただけですw
(又引用タグを乱用

フェラーリ
 総合評価:★★★★★★★
 マシン:★★★★★★★
 エンジン:★★★★★★☆
 タイヤ:★★★★★★★
 戦略:★★★★★★★
 ピット作業:★★★★★★★
 ドライバー:
  M.シューマッハ:★★★★★★★
  R.バリチェロ:★★★★★★☆
コメント:今シーズンのコンストラクターズタイトルを獲得したチーム、
それに加えM.シューマッハも圧倒的な強さでドライバーズタイトルを獲得。
今シーズンのフェラーリにはどこにも弱点が無かったように思える、
唯一、M.シューマッハがドライバーズタイトルを決定させてから一時期調子が落ちたが
日本GPで又勢いを取り戻した。

BAR・ホンダ
 総合評価:★★★★★☆☆
 マシン:★★★★★★☆
 エンジン:★★★★★★★
 タイヤ:★★★★★☆☆
 戦略:★★★★★☆☆
 ピット作業:★★★★★☆☆
 ドライバー:
  J.バトン:★★★★★★☆
  佐藤琢磨:★★★★☆☆☆
コメント:なんと言っても大躍進を遂げたのがこのBAR、
J.バトンは今シーズンマレーシアGPで自身初の表彰台に上ると、
立て続けに10回も表彰台に上った、
佐藤琢磨も序盤はエンジン系統のトラブルに見舞われながらも
9回入賞を果たし、アメリカGPでは悲願の3位表彰台を獲得した。
優勝こそ無かったものの、コンストラクターズ2位を獲得。
去年のランキングが5位だったことを考えると本当に大躍進の1年だった。
来期、もっとも打倒フェラーリに近いチーム。

ルノー
 総合評価:★★★★★☆☆
 マシン:★★★★★★☆
 エンジン:★★★☆☆☆☆
 タイヤ:★★★★★★☆
 戦略:★★★★★☆☆
 ピット作業:★★★★★★☆
 ドライバー:
  F.アロンソ:★★★★★★☆
  J.トゥルーリ:★★★★★★☆(#1オーストラリアGP〜#15イタリアGP)
  J.ビルヌーヴ:★★★★☆☆☆(#16中国GP〜#18ブラジルGP)
コメント:ルノーは今年もTOP5入りを果たした、
F.アロンソが今期優勝こそ無かったものの59ポイントを獲得し
J.トゥルーリがなんとモナコで初優勝を成し遂げた。
終盤からはJ.トゥルーリがスランプに陥り思ったような結果が出なかったため
ルノー・チームはJ.トゥルーリを更迭し代わりに1997年ワールドチャンプの
J.ビルヌーヴを起用したが、これは今期ルノー・チームにとって唯一の誤算だった。
来期はザウバーからG.フィジケラが移籍してくる。

ウィリアムズ・BMW
 総合評価:★★★★★☆☆
 マシン:★★★★☆☆☆
 エンジン:★★★★★☆☆
 タイヤ:★★★★★☆☆
 戦略:★★★★★☆☆
 ピット作業:★★★★★☆☆
 ドライバー:
  J-P.モントーヤ:★★★★★★☆
  R.シューマッハ:★★★★★★☆(#9アメリカGP〜#15イタリアGPは出走せず)
  M.ジェネ:★★★☆☆☆☆(#10フランスGP、#11イギリスGPのみ出走)
  A.ピッツォニア:★★★★★☆☆(#12ドイツGP〜#15イタリアGPのみ出走)
コメント:一方昨期コンストラクターズ2位だったウィリアムズ・BMWは
今期はあまり奮わなかった。
新車のFW26は空力面を追求し続けた結果、非常にビーキーなマシンとなってしまい、
思ったように結果が出ない上にアメリカGPでR.シューマッハが大クラッシュをしてしまい、
その直後の6戦を出走できない状況になってしまった。
代わりに出走したテストドライバーのA.ピッツォニアもコンスタントに
ポイントを獲得していくが最終的に昨期のような結果とはいかなかった。
唯一の吉報が、最終戦ブラジルGPでのJ-P.モントーヤの優勝ぐらいか。
来期はR.シューマッハがTOYOTAへ、J-P.モントーヤがマクラーレン・メルセデス
へそれぞれ移籍し、M.ウェーバーがジャガーから移籍してくる。

マクラーレン・メルセデス
 総合評価:★★★★★☆☆
 マシン:
  MP4-19:★★★☆☆☆☆(#1オーストラリアGP〜#9アメリカGP)
  MP4-19B:★★★★★☆☆(#10フランスGP〜#18ブラジルGP)
 エンジン:★★★★★☆☆
 タイヤ★★★★☆☆☆
 戦略:★★★★★★☆
 ピット作業:★★★★★★☆
 ドライバー:
  K.ライコネン:★★★★★★☆
  D.クルサード:★★★★☆☆☆
コメント:今期ウィリアムズ・BMWとともに不調だったのがこのマクラーレン・メルセデス、
なんと言っても新車のMP4-19が全くの失敗作で、
更には序盤戦でエンジントラブルなどにも見舞われ
最悪のシーズンを迎えることとなったマクラーレン・チーム。
中盤フランスGPからMP4-19のBスペック、MP4-19Bを投入する、
そのMP4-19Bのお陰でマクラーレン・チームは昨期の勢いを取り戻し、
まるで前半戦の不調が嘘のように安定した走りを見せた、
ベルギーではK.ライコネンが今季初優勝を果たした。
来期はK.ライコネンと、移籍してくるJ-P.モントーヤがコンビを組む。

あれれ

2004年11月1日 F1
何故か昨日の日記が消えてしまった、
原因は不明、あいにくバックアップも取っていなかったんで・・・。

まぁ昨日は書かなかったということにしようw

今日はRacing-Live.comで面白い記事を見つけたんで紹介&いじります。

ルノー、ビルヌーブ採用はミスだった
http://f1.racing-live.com/jp/headlines/news/detail/041101002312.shtml

更迭されたJ.トゥルーリに変わり中国、日本、ブラジルGPでルノーは
1997年ワールドチャンピオンで去年F1を引退した
J.ビルヌーヴをレギュラードライバーに昇格させた。
元ワールドチャンプと言うことである程度の活躍は期待されていたし
ルノーのチーム側も計算していた。

しかしふたを開けてみればビルヌーヴは10ヶ月以上のブランクが重くのしかかり、
3戦の内、表彰台どころか1ポイントも取れずじまいであった。
その件についてルノー側も正式にビルヌーヴの採用は間違いだったと発言した。

トレーニングをしていたとはいえ実践感覚というものは実際に車に乗ってみないと分からないし
ビルヌーヴはいままでに一度もルノーのマシンをドライブしたことが無く、
マシン慣れも十分に出来ていなかった。

ビルヌーヴは来期から2年契約でザウバーに移籍する、
元ワールドチャンプはザウバーで再び輝くのか!?

というかルノーのサードドライバーを走らせるということは考えなかったのか?
というのが唯一残る疑問。

え〜?

2004年10月29日 F1
なんとなく2ちゃんねるのモータースポーツ板を見ていたら、
どこから流出したのか分かりませんがメキシコGPの開催されるカンクーン・サーキット(仮)の
予想図があった。

http://www.racingcircuits.net/Mexico/Cancun2006.html
http://img52.exs.cx/img52/2823/PistaCancn.jpg


え?これが"M"の形してるって?
オーバル部分はかなりのスピードが出そうな予感、
まぁ右回りか左回りか知りませんが右コーナーがやたらと多いですな。
まぁでも全長が5kmだからやっぱりこんな感じになるのかな。

なんかティルケ氏のデザインなのに少しガッカリだ。

苦渋の選択?

2004年10月28日 F1
http://f1.racing-live.com/jp/headlines/news/detail/041027115513.shtml
メキシコGP復活へ (Racing-Live.com

2006年からF1カレンダーに新たにメキシコGPが加わる、
2006年からメキシコのリゾート地、カンクンで開催されることが決定した、契約は2010年までとなる。
メキシコGPと言えば12年前までアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われていましたが自分は実際に見たことはありません。
そしてそれに伴う新しいサーキットの建設も予定されている、
中国GPの上海インターナショナル・サーキットや
バーレーンGPのサヒール・サーキットも手がけた
ドイツ人の設計士へルマン・ティルケ氏のデザインが予定されています、コースは全長5kmで、形はMexicoの“M”の形になるようです。

個人的にへルマン・ティルケ氏デザインのサーキットは好きですね、
彼のデザインするサーキットはドライバーのテクニック、
マシンの性能、タイヤの性能が試されるサーキットだと
よく言われますがそれに加えて何故か彼のデザインするサーキットには
オーバーテイクポイントがほかのサーキットに比べて多い様な気がします。
彼の意図か偶然か分かりませんが最近のF1はオーバーテイクが見られないと言われていることで
このメキシコの新サーキットにも期待ができそう。

あとこれも又個人的にカナダ、アメリカ、メキシコと北米3連戦もいいかなとw

でもこのメキシコGP、来年からイギリスGPが開催できなくなった
と言うことで急ピッチで開催を決めた苦渋の選択GPじゃないかと思うのは自分だけ?
バーニーも大変ですな。
http://ukyo-f1.at.webry.info/
片山右京さんの書くブログが更新されていた―

今、マナスル登山のためヒマラヤに来ている。
と初っぱなから驚く冒頭部、
「マナスル」てどこ?と思いググってみる。
・・・標高8163mと出てきました、まぁ素人なんでよく分かりませんがエベレストが8868mだからこれも又とてつもなく過酷なんだと思う。
右京さんは以前にエベレストへの登頂を失敗しているそうだ、
本当に後一歩のところで断念したらしい、
そういう意味では『リベンジ』なのかな。
右京さん!悔いの残りませんように、そして何より登頂が成功できますように。

そして今回のブラジルGPの事にも触れられているので少し、
フェラーリとの大きな差はやはりタイヤだと思う。
なるほど、確かに自分もシーズン中今年は明らかにMIよりBSの方が一枚上かなと感じていた、
元々MIは予選などの様に一発勝負は強いが良いタイムを連続して刻めない、
BSは暖まりこそ遅いが安定してタイムを刻めると言われている。
しかし今年は明らかにBSの方が性能的に上回っていたと言える。
実際にウィリアムズも来期からBSタイヤを使いたいと漏らしたことがある、
更に来期からは1GP1組タイヤという新しいレギュレーションが適用されるので、BSタイヤよりも耐久性が劣ると言われるMIは、その面も含めて新たに開発を進めなければならない。

※山から戻ってきたら改めて、今シーズンの総括、そして来シーズンの展望について書くつもりだ。
楽しみにしてます(^_^)

昨日書いたHONDAのCMソング、分かりました。
ザ ハイロウズの「日曜日よりの使者」って言うらしいです、
知らなかった自分が恥ずかしいw
情報を下さったHP担当さんに改めて感謝。

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